つい最近後輩と話をしていたときに「先輩!独立して自由になってうらやましい!今どんな働き方してるんですか!?」と聞かれ、自分自身で何をしているだろうなーとふと考えて答えたことがありました。
「率先して掃除したり、議事録とって共有したり、飲み会のお店を予約したり、先回りして関係者の方が楽になるような雑務も含めて動くような働き方をしてるよ」
と答えたのですが、、そうしたら後輩が「先輩!それ新卒みたいっすよ!(笑)」と言われ、よくよく考えると「確かに!(笑)」
「なんでそんな地味なことしてるんすか!?独立して自由なんですからもっと好きな時に好きな仕事をすればいいのいのに!僕なんか今の仕事に物足りなさを感じて、給料も上がりづらいし、もっと今のスキルで稼げるところに転職しようかなとか考えてますもん」
という後輩
それこそ独立したてのころは『自由だ』と楽をしようとしてた時期もありましたし「会社員時代にはできなかったような働き方をしよう!」と息巻いてた時期もありました。
会社員時代、ひたすら率先して挨拶して掃除して、先輩方が動きやすくなるように配慮してたからこそ「次はそういう泥臭いことではなく、スキルとしてクライアントに貢献していく!」と心のどこかで思ってました。
でも、
会社員時代になぜあれだけ仕事が好きだったのかなーと考えたときに「自分のスキル」で貢献しているというよりは「きちんと信頼してもらう」ということに非常に営業としてやりがいを持っていたなと。もちろんそれはビジネススキルとして対価をお返しするということが前提ですが、それ以上に「ひとりの人間」として信頼してもらうということがすごくうれしかったのだなと。
そう思ったときに、「どんなスキルで貢献するか」も大事ですが「どんな人間として信頼されるか」はもっと大事だなということを、後輩に「新卒みたいですね!」と言われて、改めて気付かされる出来事になりました。
会社員だろうが独立してようが、いつまで経っても人とかかわって仕事をしていく限り、このベースである「人として信頼してもらうための自分」というものは磨き続けていかないといけないんだなと。そのうえで、対価として貢献できるスキルを上乗せしていくだけであって、スキルだけで貢献して、自分「が」楽をしようと思うと、良い人間関係も築けないまま長期的に良好な関係は築いていけないんだろうなということを感じました。
自分が楽をするのではなく、誰かを楽にし続ける道を進んでいけるように毎日を向き合っていきたいと思ってます。
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