丁度一年前のこと
とある大切な部下と営業帰りに寄った定食屋で、ふと切り出されました
「実は挑戦したい世界ができたんです。でもまだ会社に入社したばかりなので、もっとここで鍛えなければいけないとは思ってます。。。どうしたらいいですかね?」
その当時、後輩の顔を見て自分は
「きっと出来るから行っといで」
とだけ答えました
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それからちょうど1年経った2016年1月29日
その後輩が最終出社日を迎えました
この1年間でやるだけのことを全力でやりきった後輩は、当時抱いた挑戦を胸に会社を卒業しました
今まで涙を流したことのなかった後輩が泣く姿を見ながら、ふと1年前の会話を思い出し
「人を育てる」って何なんだろうなとここ数日考えてました
ビジネススキルを教える?
マインドセットを叩き込む?
自分の背中を見せて語る?
人それぞれの持論があるとは思いますが、
自分が今持っている答えは
【部下以上に部下の可能性を信じ切ること】
これに尽きるのだろうなと
自分も含めて、人は自分の可能性を過小評価し過ぎている気がするんです
だからこそ先輩が、上司が、メンターが
後輩や部下、教え子の可能性を信じて疑わない
これさえできれば
部下はいくらでも自分を信じることができると思うんです
誰にも必要とされないまま、承認されないまま、人は頑張れません
後輩本人が行き詰り、挫折し、どん底の暗闇にいて立ち上がれない状況にいようとも
先輩だけはその後輩の可能性を覚悟を持って信じ切る
それがリーダーの責任だと思うんです
この信頼関係があった時に、部下は初めて自分の可能性を信じ、本当のチャレンジができると思うんです
そんな、いつ開くともわからない人の可能性を信じながら、ただただ待つ
そしていつか花開いた瞬間に携わる
マネージャーとして、リーダーとして、これに勝る「やりがい」は僕には考えられません
だから、部下育成が辛くて辞めたくなる時もありましたが、それ以上に大好きだからこそ、部下育成に関わる仕事をずっと続けてきたんだと思うんです
独立開業して約4か月
今年も部下育成やマネジメントに関わる方の成果が上がる取り組みをしていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
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